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昏睡と昏迷の違い

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刺激に対する反応の有無

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昏睡

昏睡は目を閉じて、無反応の状態で、意識も覚醒もない病態である。患者は刺激を与えても意識を取り戻したり覚醒することはない。

昏睡には刺激に対して反射するレベルがある。昏睡は意識障害の中で最も重いものである。

昏睡は脳の外傷、浮腫、炎症、虚血、又は腫瘤病変、あるいは代謝性又は毒性脳障害により起こる。

 

昏迷

昏迷は昏睡より軽度な意識障害である。刺激を与えると一時的に反応を示すが、刺激を止めると、反応がなくなる。

 

身近な混迷と昏睡

短時間に大量の飲酒をすると血中アルコール濃度が急上昇する。とくに、アルコール耐性がないと、300から400mg/dLを超えると混迷、昏睡、又は死に至る。

 

関連情報:

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意識障害の比較 ― 昏睡、植物状態、及び脳死