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慢性疾患と急性疾患の違い

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治らない病気と治る病気

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Credit:  人工透析、”How Does Dialysis Work?”, Christian Fite

 

慢性疾患

慢性疾患は長期に患う疾患であるが、通常、急性疾患より症状が軽い。しかし、進行性、全身又は体の一部の障害、最終的には死に至ることもある。慢性疾患の例としては糖尿病、肺気腫、及び関節炎がある。

慢性疾患には更に膠原病、がん、動脈硬化性心疾患、高血圧、アルツハイマー病も含められる。病状は6ヶ月以上持続し、長期の治療が必要であるが効果は限定的である。完治することや発病前の状態に戻ることはほとんどない。

リスクとして喫煙、運動不足、肥満がある。

 

急性疾患

急性疾患では、突然重い症状が現れる。急性疾患は患者の健康状態に応じて回復、慢性疾患、又は死に至る。例として肺炎や虫垂炎、感染、外傷、骨折がある。通常、治療効果があり、1ヶ月未満で治癒又は発病前の健康状態を取り戻す。

 

急性疾患と慢性疾患の関係

多くの疾患は急性でも慢性でも起こる。急性腎不全は脱水症状、出血、薬の副作用で起こり、時間をかけて慢性腎不全になることがある。高血圧や糖尿病により慢性腎不全も生じる。

症状が3ヶ月以上続くと慢性疾患と診断される。

成人の3人に1人が慢性疾患を患っている。

インフルエンザのような急性疾患では自然治癒することもあるが、肺炎などの急性疾患では処方薬や入院による治療が必要である。

慢性疾患では長期の治療や入院が必要。腎臓病では規則正しく処方薬を服用し、定期的に透析を受けなければならない。

慢性疾患は完治しないが、治療により症状が緩和する。

 

参考資料:

”How Does Dialysis Work?”, Christian Fite