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閉塞性睡眠時無呼吸の治療

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連続気道陽圧療法 - CPAP

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Photo:  CPAP装置、パシフィクメディコ

 

閉塞性睡眠時無呼吸は睡眠断片化、無酸素症、心血管および脳血管のストレスを引き起こす。

この病態の最も一般的な治療法が連続気道陽圧療法(CPAP療法)(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)である。この治療法では専用の装置を使用する(装置は高額で付属品込みで15から20万円)。

 

この治療法は閉塞性睡眠時無呼吸の症状が軽度の患者で、顕著な酸素不飽和、日中傾眠、又は呼吸、心血管、又は脳血管の病気を併発している場合に推奨される。

連続気道陽圧療法は認知機能及び心不全患者で左心室の機能を向上し、自動車運転時の居眠りによる事故のリスクを低減する。

この治療法では患者の上気道に固定圧力の空気を供給し、正常な呼吸を維持し、継続した深い睡眠が可能にする。

この結果、無呼吸低呼吸指数の低下、酸素不飽和の低減、日中及び夜間の血圧低下、並びに睡眠効率、日中の傾眠、及び生活の質を改善する。この治療法は、特に、1時間あたり無呼吸低呼吸指数が30以上の患者に効果がある。

 

参考文献: Giles T, et al., ” Continuous positive airways pressure for obstructive sleep apnoea in adults