読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

医学よもやま話

医学情報をご提供します。

閉塞性睡眠時無呼吸とは

advertisement

無呼吸状態が頻繁に起こると心臓血管疾患や認知障害のリスクが高まる。

****

f:id:tpspi:20170410072918g:plain

 

閉塞性睡眠時無呼吸は睡眠時に上気道の周期的な無呼吸の慢性的病態である。症状や徴候として睡眠が妨げられ、過剰な昼間の眠気と大きな「いびき」を特徴とする。

成人では、睡眠1時間につき5回以上、無呼吸が起こると閉塞性睡眠時無呼吸と診断される。無呼吸状態が頻繁に起こると心臓血管疾患や認知障害のリスクが高まる。

 

疫学

閉塞性睡眠時無呼吸は医師や患者により見過ごされている。中度から重度の患者の大部分は診察を受けていない。成人では、この病態は他の器官の構造上(主に、上気道および頭蓋および顔面)及び呼吸上の異常により閉塞性睡眠時無呼吸を発症しやすいが、肥満の人に生じる傾向がある。

睡眠時無呼吸状態

睡眠1時間あたり最小5回の無呼吸状態は特定のリスク要因や閉塞性睡眠時無呼吸の症状のない人の9から28%で現れている。

この病態は女性より男性の有病率が高いが、女性でも閉経後及び肥満であると発症のリスクが高くなる。

 

発症リスク

閉塞性睡眠時無呼吸にかかりやすい人は60歳以上の高齢者、全身性高血圧患者、特に難治性高血圧患者、脳卒中にかかった人、心不全患者、および難治性てんかん患者。

 

遺伝性

閉塞性睡眠時無呼吸は遺伝が関係しており、親が閉塞性睡眠時無呼吸患者である場合、子供がこの病態にかかる可能性は、そうでない場合の2倍になる。