医学よもやま話

医学情報をご提供します。

覚醒障害

advertisement

眠っている間に他人を傷つける患者もいる。

****

f:id:tpspi:20170410072918g:plain

 

 

病理

覚醒障害はノンレム睡眠で、睡眠時間の最初の3分の1で起こるが、昼寝では起こらない。この病態は小児に多く見られ、成長とともに減少する。発熱性疾患、睡眠不足、激しい運動、ストレス、及び薬剤が影響していると考えられており、精神疾患によるものではない。

 

症状

症状は患者により大きく異なり、混乱状態の目覚め、夢遊症(睡眠状態での歩行)、悪夢障害(恐ろしい夢を見ること)など多様である。眠った状態で飲食をする患者もいるが、目覚めた後は、何も覚えていない。

 

治療

夢遊病や悪夢障害などの覚醒障害では、良性であることの確認の他は、治療は必要とされない。病状がが自己又は他人に害を及ぼすおそれがある場合は、精神安定剤や抗鬱薬による薬剤療法又はリラクスエーションなどの行動療法による治療が行われる。