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肺炎予防

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肺炎ワクチンは肺炎による死亡を約50から80%低減させている。

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photo:  肺炎球菌ワクチン「ニューモバックスNP」

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肺炎は病状が重く、死に至る危険性が高いため、肺炎感染予防が必要である。肺炎予防に重要であるが、軽視されていることとして、禁煙、覚せい剤を使用しない、それと飲酒量を減らすことである。タバコとアルコールは線毛の働きを悪くし、病原体が肺に届きやすくなり、炎症を起こす。覚せい剤は水に溶けない不純物を含んでおり、細い血管をつまらせ肺機能障害を起こす。アルコール更に免疫機能を低下させる。

 

肺炎ワクチンを正しく接種することにより肺炎リスクを低減することができる。

 

現在使用されている肺炎ワクチンは肺炎による死亡を約50から80%低減させている。

 

65歳以上のすべての人、65歳未満でも慢性呼吸器障害、心臓病、糖尿病、アルコール中毒、慢性肝臓病、脳脊髄液漏洩、無脾臓者、及び長期介護施設入所者は肺炎ワクチン接種を受ける必要がある。

 

現在使用されている肺炎ワクチンは毒性が低く、接種部位に軽度の炎症が起きる程度である。肺炎ワクチンは1度の接種で有効であるが、65歳未満で接種した人及び重度の肺炎にかかるリスクのある人は5年後に再接種の必要がある。

 

インフルエンザ・ウイルスのワクチン接種も受ける必要がある。インフルエンザ・ウイルスは通常上気道感染であるが、免疫不全の有無にかかわらず肺炎球菌感染を引き起こす。