医学よもやま話

医学情報をご提供します。

不眠症とは

advertisement

不眠症と鬱病は相互関係がある。

****

 

f:id:tpspi:20170412165932g:plain

不眠症は睡眠時間が短いことが問題ではなく、覚醒時の活動に障害が起こるような入眠と睡眠持続の障害、睡眠の質、及び睡眠時間不足が問題である。

 

不眠症の分類

一次性不眠症

  • 突発性不眠症 ― 幼少期に発症し、患者は全くの健康体で特に睡眠の障害がない不眠症。
  • 精神生理性不眠症 ― 患者は眠ることを心配しすぎて生じる不眠症。
  • 逆説的不眠症 ― 患者の主観的な睡眠時間と客観的な睡眠時間が異なる不眠症。

 

二次性不眠症

  • 調整不眠症 ― 数日から数ヶ月続き、ストレス、心肺、又は鬱病が原因の不眠症。
  • 睡眠環境性不眠症 ― ライフスタイルが原因の不眠症。
  • 精神疾患による不眠症 ― 鬱病などの精神疾患が原因の不眠症。
  • 他の病気による不眠症 ― むずむず脚症候群、慢性痛、夜間の咳、呼吸困難などによる不眠症。
  • 薬物の副作用による不眠症 ― 薬剤、麻薬、アルコール、カフェインなどの摂取又は中止による不眠症。

 

有病率

不眠症は睡眠障害の中で最も発症者が多く、成人の10から20%が患っている。

 

原因

患者は健常者と比較して日中はあまり眠気を感じないため、過剰覚醒状態にあると考えられている。患者によっては24時間代謝が行われている。

 

予後

患者の多くは精神的又は心理的問題を抱えている。治療を行わないと将来、鬱病やアルコールや薬物中毒になる可能性がある。不眠症と精神状態は密接な関係があり、鬱病により不眠症になったり、その逆であったりする。