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医学よもやま話

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高血圧の症状 ― 無症状と高血圧クリーゼ

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高血圧には症状が現れないが、高くなると命にかかわる合併症が起こる。

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高血圧症はサイレント・キラーと呼ばれており、適切な治療を受けなければ、患者は体に異常を感じることなく血管、心臓、及び腎臓が損傷する慢性疾患を引き起こす。高血圧症が軽度から中度では頭痛が生じることもあるが、血圧変動と頭痛の発症には相関関係はない。

 

高血圧症患者の多くは、血圧値が非常に危険なレベルに至っても、徴候も症状も現れない。

 

患者によっては頭痛、息切れ、又は鼻血がでることもあるが、これらは高血圧特有の症状ではなく、これらの症状は重度になるまで生じない。

 

症状が起きるときは、血圧が急激に上昇し、命の危険のある時である。この状態を高血圧クリーゼとよぶ。

 

高血圧クリーゼ(通常二次性高血圧症)は収縮期血圧が180以上、拡張期血圧が110以上である。

 

測定した血圧値がこれらの数値を超えていた場合は、数分後に測り直す。

 

2度測っても、数値が高いときは、直ちに医師の診察を受ける必要がある。高血圧クリーゼを放置しておくと、重度の合併症を引き起こし、肺水腫、脳肥大又は出血、大動脈解離、脳卒中、又は昏睡が起こる。