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最小意識状態

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植物状態より改善の可能性は高いが、予後は良好ではない。

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photo:  レボドバ、ドーパミン作用薬

 

最低意識状態は植物状態より軽度な意識障害で、患者はほとんど刺激に対する反応が重度に欠乏しているが、自己や環境に対する自覚が断続的に生じる。

 

最低意識状態は植物状態と比較して環境や感覚刺激、視床ドーパミン作動性ニューロンを刺激する刺激薬、及び視床髄板内核の脳深部電気刺激により反応する可能性が高い。

 

最低意識状態の患者は植物状態患者と同様に特殊な神経リハビリテーションを受けなければならない。しかし、外傷性脳損傷以外の最低意識状態の予後は良好ではない。

 

最低意識状態患者の刺激に対する反応

  • 単純な指示に従う。
  • イエス・ノーの質問に答える。
  • 質問の内容に知性的に言葉又は身振りで答える。
  • 物の位置と方向の関係を現す物に手を伸ばす。
  • 物の大きさと形に合うように物に触れたり掴んだりする。
  • 移動する刺激物を目で追う。
  • 感情的な言葉又は映像に微笑んだり泣いたりする。