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医学よもやま話

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視神経炎と視神経乳頭浮腫の違い

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目の炎症と頭蓋内圧亢進

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視神経炎と視神経乳頭浮腫の違い

 

 

視神経炎

視神経乳頭浮腫

中心視力消失

あり

なし

片目・両目

常に片目

常に両目

目の痛み(目を動かすとき)

あり

なし

直接光反射

減少

変化なし

頭部CT・MRIの所見

白質プラーク

腫瘍、静脈閉塞、他

視性誘発反応

異常

正常

髄液圧

正常

上昇

 

視神経炎

視神経炎は常に視神経の球後部及び時に視神経交差部の炎症である。視神経炎は多くの場合で多発性硬化症と関係しているが(50から60%)、突発性病変(25から50%)や神経鞘炎の場合や、他の炎症性又は感染性病変が原因の場合もある。全身紅斑性狼蒼、シェーグレン症候群、類肉腫症、ライム病、梅毒、ヒト免疫不全ウイルスなど。病理学的特徴は多発性硬化症と同様で突発性の炎症性髄鞘脱落及び軸索損傷が生じる。

 

視神経乳頭浮腫

視神経乳頭浮腫は頭蓋内圧亢進に付随する乳頭腫脹である。

視力は正常である。ただし、数秒間急性一過性の黒内障の症状が現れ、急性頭蓋内圧上昇を引き起こす。視神経乳頭の圧迫による長期の重大な視神経乳頭浮腫により周辺視野が徐々に失われる。

視神経疾患による亜急性又は慢性両眼視力消失は中毒及び栄養を原因とするか遺伝性の視神経萎縮症により引き起こされる。