読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

医学よもやま話

医学情報をご提供します。

慢性連日性頭痛(その1)  - 疫学、病理、及び症状

脳神経疾患

advertisement

頭痛薬を過剰に服用すると慢性的な頭痛または症状が悪化する

****

f:id:tpspi:20170208065556g:plain

 

 

慢性連日性頭痛は1ヶ月に15日以上現れる頭痛であり、慢性片頭痛、慢性緊張性頭痛、新規発症持続性連日性頭痛、又は慢性群発性頭痛であり、薬剤の過剰摂取による場合が多い。

 

疫学

人口の約4から5%が慢性連日性頭痛を患っており、ほとんどが慢性緊張性頭痛である。新規発症持続性連日性頭痛患者の40から60%に感染、軽度の脳の損傷、又はストレスなどの発症要因がある。リスク要因としては薬剤の過剰摂取、偏頭痛歴、鬱病、女性、肥満、いびき、ストレス、などがある。

 

病理

慢性連日性頭痛の原因として中枢神経および末梢神経の異常による片頭痛がある。片頭痛が長引き、頭痛が連日起こるときは、アロデニア(無痛の刺激に対して痛みを感じる疾患)を発症する可能性が高い。

臨床症状

新規発症持続性連日性頭痛では頭痛が連日起こり、頭痛が弱まらないことを特徴とする。頭痛は両側性、非拍動性で、軽度から中度の痛みがあり、羞明、騒音恐怖症状、又は吐き気が現れ、日常生活に支障が出る。

 

慢性連日性頭痛は鬱病や不安症などの重度の精神障害性で難治性の合併症を伴うことがある。

 

男性が1ヶ月あたり8日以上オピエートを服用、女性が同5日以上バルビツール剤を服用、又は男女とも同10から14日以上トリプタンを服用すると慢性片頭痛の発症又は頭痛の悪化がみられる。