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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

一次性頭痛と二次性頭痛の違い

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頭痛の状態が変化した場合や悪化した場合は、精密検査を受ける必要がある。

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photo:  長野病院待合室

 

一次性頭痛は頭痛そのものであるのに対して、二次性頭痛は他の疾患が原因の頭痛である。

 

一次性頭痛の種類

一次性頭痛には片頭痛、緊張型、群発性頭痛など。

 

二次性頭痛の種類

二次性頭痛には副鼻腔性頭痛(抗生剤服用により解消)、医薬過剰服用頭痛(薬剤服用停止により解消)、疾患による頭痛(髄膜炎など)、外傷性頭痛、脊髄性頭痛(出産時の硬膜外麻酔による)、脳腫瘍/動脈瘤による頭痛、外傷後頭痛など。

 

一次性頭痛か二次性頭痛の判断

頭痛の病歴を詳細に調べて判定を行う。患者が頭痛の記録をつけることにより、頭痛の診断と治療が可能になる。

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一次性頭痛と二次性頭痛の鑑別診断

  • 徴候と症状 - 発熱、体重減少、癌の履歴、血液検査結果に異常がある場合は、髄膜炎、癌、その他の疾患。
  • 脳神経の検査 - 脳神経の検査結果に異常がある場合は、二次性頭痛を除外。脳神経検査が異常な場合として言語障害、歩行障害、錯乱状態、めまいがある。
  • 頭痛の発症経緯 - 頭痛が急性の場合は、二次性頭痛、例えば、動脈瘤又は脳内出血が疑わえる。発症から2週間未満の場合は髄膜炎が疑われる。発症から6ヶ月以上経過している場合は、良性の頭痛。
  • 頭痛の発症年齢 - 50歳以上の場合は、脳のMRI検査が必要。50歳以上で片頭痛を発症可能性は低い。
  • 頭痛の悪化 - 片頭痛患者で、二次性頭痛が現れることがある(例えば、腫瘍又は動脈瘤の発症による)。片頭痛が悪化した場合はMRI、脊椎穿刺、血液検査などの精密検査が必要になる。

 

一次性頭痛を示す病歴

  • 6ヶ月に渡り頭痛のパターンが安定している、
  • 頭痛に発症誘因がある、

頭痛の発作の間は普通の生活が送れる。