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医学よもやま話

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腸重積 

外科

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小腸が大腸に嵌入して腸閉塞を起こす疾患

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credit:  腸重積、Mayo Clinic

 

腸重積は腸の一部が腸の他の部分に引き込まれて生じる疾病で、腸閉塞を併発する。腸重積は小腸で生じるか、小腸が結腸に嵌入することによる生じる。腸重積は主に幼児に生じ、ウイルス性腸炎、、嚢胞性繊維症、又はメッケル憩室が主な原因とされている。成人では小腸の腫瘍により併発する可能性が高い。

 

症状

ほとんどの腸重積患者には小腸に部分閉塞が起こる。主な症状は、けいれん性腹痛、吐き気、嘔吐、及び下痢である。触診により腹部に腫脹が認められ、胃腸管からの潜在性又は顕在性出血が生じることもある。

 

診断

腸重積はCTで検査する。CTにより小腸の嵌入部を見ることが出来る。

 

治療

バリウムを使用した非観血的整復法が主流であるが、腸破裂による腹膜炎を避けるために、空気や生理食塩水を使用する医療機関が増えている。非観血的整復法で成果が得られないときや、再発するときは、開腹手術により嵌入部の切除と修復を行う。