読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

医学よもやま話

医学情報をご提供します。

喉の痛み ― ウイルス性、細菌性、非感染性の違い

advertisement

喉の痛みが取れないときは、風邪以外の疾患を疑う

****

f:id:tpspi:20170115145955g:plain

 

喉の痛み(咽頭炎)

喉の痛みは咽頭を保護する粘膜の炎症により現れる(咽頭炎)。喉の痛みは様々な原因で起こるが、主な原因として風邪やインフルエンザがあげられる。喉の痛みは感染性と非感染性に分類され。感染性は更にウイルス性と細菌性に分類される。ほとんどの喉の痛みは自然に治癒するが、重病になることもあるので注意が必要である。

 

冬に上気道感染が多く見られ、この時期に、喉の痛みが起こる。喉の痛みには急性と慢性があるが、急性の喉の痛みが一般的である。突然、喉が痛くなるが、数日で自然に治癒する。慢性の喉の痛みは長引き、副鼻腔感染症のような他の疾患の場合がある。

原因と症状

喉の痛みには様々な原因があり、風邪の症状である発熱、又はリンパ腺の腫れを伴うことも、伴わないこともある。治療法は喉の痛みの原因に応じて異なる。

 

ウイルス性の喉の痛み

喉の痛みの90から95%はウイルス性である。風邪又はインフルエンザ・ウイルスが喉の痛みの元凶である。ウイルスは喉又は扁桃に炎症を引き起こす。ほとんどの風邪の症状として喉の痛みを伴う。これらの症状には鼻水、咳、鼻詰まり、声のかすれ、結膜炎、及び発熱がある。喉の痛みの程度として不快から、喉の痛みにより食事、息、又は会話が困難になる場合もある。

 

細菌性の喉の痛み

喉の痛みの5から10%は細菌により引き起こされる。細菌性の喉の痛みの多くは連鎖球菌の感染による(連鎖球菌咽頭炎)。細菌性の喉の痛みは誰にでもかかるが、特に小児がかかりやすい。

 

非感染性の喉の痛み

喉の痛みの原因のすべてが感染によるものではない。後鼻漏により喉に炎症が起き、喉の痛みが起こる。花粉症や他のアレルギーにより副鼻腔に炎症が起き、喉に痛みが現れることがある。喫煙、副流煙、大量のアルコール摂取、汚れた空気、物の飲み込みによる喉の火傷や傷により喉に痛みが出る。飛行機内や熱風炉のような空気の乾燥により喉に痛みが起こる。鼻詰まりで口から息をした場合も喉の痛みが出るが、自然に治癒する。

 

参考資料: Gale Encyclopedia of Medicine