読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

医学よもやま話

医学情報をご提供します。

虫歯についての理解

歯科

advertisement

歯磨きを疎かにすると痛い目にあう!

f:id:tpspi:20170111145556g:plain

原因と症状

虫歯ができる条件として3つの要素がある。歯垢細菌及び糖の存在と歯の表面が傷つきやすいこと。数種類の口内細菌が虫歯を引き起こすことが知られているが、主たる原因菌はミュータンスレンサ球菌であると考えられている。

 

虫歯の原因菌はブドウ糖、蔗糖、ラクトースなどの単糖類を栄養源と、乳酸に変化させる。乳酸が歯の表面に蓄積すると、歯のエナメル質を分解し、歯に穴が空く。虫歯が象牙質に及ぶと、温度変化や接触に敏感になる。虫歯が歯の中心部(歯髄)に達すると、炎症(歯髄炎)が起こり、歯に痛みが生じる。

診断

虫歯の進行は一定ではなく、様々な条件で変化する。虫歯の初期の段階で、患者は熱いものや冷たい物を食べたときや、歯の違和感で虫歯のあることを自覚する。歯に黒い点や穴が開いている時は虫歯とわかるが、虫歯の進行状況はX線で確認する必要がある。

 

治療

成人の虫歯では、虫歯の部分をすべて除去し、穴の側面を形成し、銀アマルガムや合成樹脂などの充填材で穴を塞ぐ。穴を充填剤で塞ぐことにより歯の機能の回復と保護することが出来る。虫歯が歯髄に及んでいるときは、根管治療の後、歯冠を取り付ける。虫歯が歯髄に及んでいる場合は、抜歯が必要な場合もある。

 

予後

虫歯の早期発見と治療により、歯に痛みが出ること無く、虫歯の進行が防止できる。歯髄が感染すると、抗生剤による治療の後、根管治療または抜歯が必要になる。虫歯を長期渡り放置しておくと、虫歯が悪化し、治療が長期化する。

 

参考資料: Gale Encyclopedia of Medicine