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医学よもやま話

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乾癬と白癬の違い

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乾癬は免疫疾患であり、白癬は真菌感染である。

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乾癬と白癬では同じような症状が現れる。しかし、病因は大きく異る。

 

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Credit: 乾癬治療薬デルモゾールG、岩城製薬

 

症状

乾癬と白癬は同様な症状を表すが、ひと目で区別することは困難である。

 

乾癬の症状

  • 赤みがかった皮膚の隆起で、紅斑と呼ばれる。
  • 隆起が銀白色の鱗屑で覆われる。
  • かゆみ、皮膚の皮膚のひび割れ、又は出血が見られる。

紅斑は体の至る所に現れるが、特に頭皮、肘、膝、性器に現れやすい。

 

白癬の症状

白癬の症状は感染に似ている。白癬でも皮膚が盛り上がった紅斑が現れる。

白癬は治療しないと広がってしまう。

 

外観からの乾癬と白癬の区別方法

乾癬と白癬は紅斑の形状から区別することが出来る。紅斑が円形の場合は白癬の可能性が高い。銀白色の鱗屑がある場合は乾癬の可能性が高い。

原因とリスク要因

乾癬

乾癬は免疫疾患であり、世界で1億人以上の患者がいる。

乾癬の原因は明確にはなっていないが、遺伝子が関係していると考えられている。他のリスク要因として次のものが考えられる。

  • 肥満
  • 喫煙
  • 気候
  • 慢性又は極度のストレス
  • その他の環境要因

 

白癬

皮膚糸状菌と呼ばれる真菌が白癬を引き起こす。

白癬は表在性皮膚疾患であり毛髪、皮膚、爪、又はこのカビに触れたところはどこでも症状が現れる。白癬は感染力が強く、リスク要因として次のものが考えられる。

  • 白癬感染者
  • 民間プール、銭湯
  • 感染した動物
  • 不潔な床、衣類、子供のおもちゃ

カビは接触で感染するため、裸足での歩行は感染リスクが高くなる。

 

治療方法

乾癬か白癬かにより治療方法が異なる。

白癬

白癬は抗真菌局所用クリーム又は経口薬で容易に治療可能である。一部の薬剤は市販薬として入手できる。白癬が再発する場合は体の洗浄方法について医師に相談する必要がある。

 

乾癬

乾癬は治癒しない皮膚疾患であるが、次の治療法で症状が軽減する。

  • ステロイド剤
  • 紫外線治療