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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

腫瘍と癌の違い

癌治療

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腫瘍は転移しないが、癌は他の組織に浸潤、転移し命にかかわる。

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Credit:  手術灯、アトムベッツメディカル

 

腫瘍は癌の場合もあるが、癌と腫瘍は同義語ではない。すべての腫瘍が癌ではない。従って、腫瘍は癌化しているか検査する必要がある。

 

細胞の異常増殖

腫瘍と癌には次の違いがある。腫瘍は細胞の異常増殖により起こり、癌は限りなく増殖し、体に拡散する。

 

すべての腫瘍が癌化するわけではない

良性の腫瘍は発生した部位から広がらない。悪性腫瘍は、周囲の組織に浸潤し、体の他の臓器に広がる。

 

すべての腫瘍が癌ではないように、すべての癌が腫瘍ではない。血液の癌では、腫瘍は存在しない。腫瘍は、悪性か良性を調べるために、組織検査が必要である。

 

腫瘍は癌化する場合としない場合がある。癌は細胞増殖が異常に拡散し制御不能になる。

 

腫瘍と癌の治療方法の違い

腫瘍と癌とで治療薬と治療方法が異なる。

 

腫瘍は命にかかわらないものがある。腫瘍が良性でも、手術による切除が推奨される。腫瘍の部位と大きさにより、容易に切除できるものと、治癒に時間がかかるものがある。

 

癌の治療には外科療法、化学療法、及び放射線治療があり。外科療法では癌組織を切除し、化学療法では薬剤により癌細胞を死滅させ、放射線療法では高エネルギーを腫瘍に照射して、DNAに損傷を与えて癌細胞を死滅させる。近年では、免疫療法や遺伝子療法も研究されており、実用に向けた治験が行われており、一部は実用化されている。