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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

膵臓腫瘍マーカ

癌治療

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腫瘍マーカは治療の効果の判断に使用される。

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腫瘍マーカは腫瘍組織から分泌され、血流に放出される物質である。患者の血清から腫瘍マーカが検出されると、患者に腫瘍がある可能性がある。しかし、腫瘍マーカの臨床的な使用は限定的である。

  

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credit:  Lewis A, Funakoshi

CA-19-9はシアル化ルイスA抗原で消化管などの細胞にごくわずかに存在しており、腫瘍ができると急に増加し、血流に乗る。

 

最も一般的なCA-19-9の分画レベルは37 U/mLであり、感度は81から85%、特異度は81から90%である。CA-19-9のレベルが1000 U/mLを超えると、切除不能な膵臓癌と判定される。

 

腫瘍マーカは組織検査の代替としては使用できず、治療の効果の判断に使用される。

 

この他の膵臓腫瘍マーカとして癌胎児性抗原、αフェトプロテイン、CA125、及びガラクトシルトランスフェラーゼIIがある。