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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

タトゥー除去療法

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タトゥーの完全除去は不可能である。

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不要なタトゥーはレーザ療法、外科手術、又は皮膚剥離で除去できます。タトゥーは真皮に入れられるため、除去はタトゥーを入れることより難しく、かつ高額な費用がかかります。米国など海外ではタトゥー除去クリームや自分でタトゥーを消す方法が広まっていますが、効果は期待できず、皮膚の炎症やその他の障害が現れる恐れがあります。

 

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credit:  医療用レーザ  CANDELA Corporation

 

タトゥーを除去する必要性

タトゥーのインクにアレルギーがでたり、感染のような合併症がある場合は、タトゥーを除去する必要性があります。

タトゥー除去のリスク

タトゥーを除去すると瘢痕、感染、及び皮膚変色のリスクがあります。

 

タトゥー除去オプション

タトゥー除去には数種の方法があります。信頼のおける皮膚科医に相談して効果のある方法が選択できます。タトゥーに使用されているインクによってはレーザ照射が有効で、タトゥーが小さければ外科手術が最適です。

 

タトゥー除去療法

タトゥーの除去は局部麻酔を使って行われ、入院の必要はありません。

 

レーザ療法

タトゥー除去治療にはレーザ療法がよく使用されます。レーザ照射を行う前に、患部に局部麻酔が施されます。レザーザ・パルスがタトゥーに照射されると、タトゥーのインクの粒子は熱せられて、粉砕されます。タトゥーに多色のインクが使われている場合は、異なる波長のレーザが使用されます。レーザ療法の合併症として、皮膚の腫れ、水疱、及び出血があります。皮膚の損傷部には抗菌剤を塗布します。タトゥーの除去にはレーザ療法を数回行う必要があります。レーザ療法でもタトゥーは完全に消去することは出来ません。

 

外科手術によるタトゥー除去

手術によりタトゥーを除去するときは、タトゥーの部位に局部麻酔を施します。タトゥーは外科葉メスを使って切除されます。切除部は元通り縫合されます。手術後、抗菌剤を服用して感染を防止します。手術によるタトゥー切除は効果がありますが、瘢痕が出来ます。更に、この方法は小さなタトゥーにしか使えません。

 

皮膚剥離

皮膚剥離法では、タトゥー患部を高速回転装置でこすり、タトゥー・インクを皮膚から除去します。術後約10日間は痛みがでます。皮膚剥離法はレーザ療法より効果が劣るため、現在では多く行われていません。

 

予後

タトゥーは一生涯皮膚に残ります。更に、タトゥーは完全に消去することはでいません。タトゥー除去には瘢痕や皮膚の色の変化が現れます。

 

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