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医学よもやま話

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内視鏡検査における合併症

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検査を受ける前に合併症リスクを知る必要がある。

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内視鏡検査は非常に安全な検査法ですが、後遺症が出る場合もあります。

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Credit:  Gatoru stand  トヨダプロダクツ

 

合併症

心血管及び呼吸機能低下や誤嚥 ― 麻酔により、心血管及び呼吸機能低下や誤嚥が起こる場合があります。予防として、上部消化管からの出血に供えた気道確保や内視鏡検査の前後での患者の様態の観察が必要です。リスクの高い患者は麻酔科医の診断を受けます。

 

出血 ― 上部消化管内視鏡検査やポリープ切除においては、出血のリスクが増大します。出血が多い場合は輸血が必要となりなす。抗凝血剤(血栓予防薬)を服用している場合は、服用の停止又は服用量を減量が必要となります。

 

菌血症及び感染 ― 内視鏡検査では感染のリスクは低いのですが、内視鏡検査時に治療が行われると感染リスクが高くなります。ほとんどの感染は軽度で、抗生剤で治療できます。感染リスクが高いときは、内視鏡検査を行う前に、予防として抗生剤を服用します。リスクの高い患者として人工心臓弁を使用した患者、肺循環シャント、心内膜炎、人造血管移植、細菌性腹水症(肝硬変患者)の病歴のある患者です。

 

胃腸管裂傷 ― 内視鏡検査で、食道や上部消化管を裂傷した時は、裂傷部の修復が必要となります。食道を広げる処置が行われたときは、裂傷のリスクが高くなります。

 

死亡 ― 内視鏡検査で死亡するリスクは0.001%以下です。大腸内視鏡による死亡の大多数は腸管穿孔によるものです。内視鏡の挿入自体に問題があり、穿孔の多発部位はS状結腸です。

 

合併症で現れる症状

内視鏡検査後に注意すべき合併症を現る症状には次のものがあります。

  • 発熱
  • 胸の痛み
  • 息切れ
  • 血便、又は黒色便
  • 喉のつかえ
  • 重度又は持続性腹痛
  • 嘔吐、特に嘔吐物に血が混じっているか、褐色の時。

 

これら症状があるときは、直ちに救急病院に救急搬送し、適切な処置を受ける必要があります。

 

内視鏡検査を受けるときは、医師のレベルと病院における合併症に対する対応を知っておくことが重要です。

 

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