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急性痛と慢性痛

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痛みとは

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痛みとは体の不快な感覚です。痛みは体のどこかに異常があることを現しています。痛みは突然現れたり、徐々に現れたりします。痛みは本人のみが感じることが出来ます。痛みは軽度で一時的なものから重度で持続するものまであります。痛みは急性痛と慢性痛に分類されます。

 

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credit:  dental drill, dentalpartshaus.com

 

急性痛とは

急性痛は突然起こる鋭い痛みです。急性痛は疾病の警告であったり、体に対する脅威であったりします。急性痛の原因には手術、骨折、歯の治療、火傷や切り傷、分娩などがあります。

 

急性痛は軽度で瞬時に治まる場合や、重度で数週間又は数ヶ月も続くこともあります。ほとんどの場合、急性痛は6ヶ月以上で治まります。痛みの原因の疾病の治療や疾病が治癒すれば痛みは消えます。しかし痛みが治まらないと、慢性痛になります。

 

慢性痛とは

慢性痛とは創傷が治癒した後も痛みが続く病態です。神経系における痛みの信号がオンの状態が数週間、数ヶ月、又は数年続きます。慢性痛の身体に及ぼす影響として筋肉の緊張、運動の制約、エネルギーの欠如、及び食欲の変化があります。心に及ぼす影響として鬱、怒り、心配、及び恐怖があります。恐怖により仕事に復帰出来なくなったり、余暇を楽しむことが出来なくなります。慢性痛には頭痛、腰痛、癌による痛み、関節痛、神経原性疼痛、心因性疼痛などがあります。

 

慢性痛は傷害又は感染により引き起こされる場合がありますが、創傷が無いにもかかわらず慢性痛で苦しんでいる人もいます。

 

急性痛と慢性痛の違い

急性痛と異なり、慢性痛を引き起こす疾病の(関節炎や幻覚肢痛)の治療法は知られていません。慢性病の原因は十分解明されていません。

 

痛みの治療

痛みの程度に応じた治療法があります。痛みの治療法には非ステロイド性抗炎症薬、アセトアミノフェン、鎮静剤(モルヒネなど)、局部麻酔(痛みの箇所に鎮痛薬の注射)、神経ブロック(局部麻酔で神経を遮断)、鍼、電気刺激、理学療法、手術、心理療法、リラクゼーション療法、バイオフィードバック療法(体の信号を使って健康を増進する訓練方法)、行動療法などがあります。

 

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