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腫瘍随伴症候群

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癌によって引き起こされる疾病

 

ある種の癌は神経の機能に影響を及ぼし、認知症、気分動揺、発作、協調運動不能、めまい、複視、及び眼の異常な動きなどを引き起こします。末梢神経に最も影響が出て、筋力低下、まひ、刺痛感が現れます。

 

腫瘍はホルモンを分泌し免疫系は抗体を作り出します。これらが血液中に流れると癌は特殊な症状を引き起こします。この症状を腫瘍随伴症候群と呼びます。これらホルモンや抗体は腫瘍から離れた組織や臓器の機能に影響を及ぼします。神経の状態が変化し、血糖値低下、下痢、高血圧を引き起こします。

 

癌患者の約20%が腫瘍随伴症候群を発症します。治療法としては癌の治療が有効ですが、症状に応じた薬剤も使われます。

 

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腫瘍随伴症候群を引き起こす癌

肺癌、腎臓癌、肝細胞癌、白血病、リンパ腫、乳癌、子宮癌、胃癌、膵臓癌

 

 

一般腫瘍随伴症候群

癌患者には発熱、寝汗、食欲不振、及び体重減少が現れます。これらの症状は炎症や免疫反応に関係するサイトカインに分泌又は腫瘍細胞死例えば腫瘍壊死因子αに関係する媒介物により生じます。肝臓機能の変化やステロイド合成により症状が起こる場合もあります。

 

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