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医学よもやま話

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温熱療法と寒冷療法

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手当の由来

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痛みや炎症の軽減に温熱療法や寒冷療法が行われています。

 

痛い所に手を当てると、血行が良くなり痛みが軽減すます。歯が痛いときは顎に手を当て、膝が痛いときは手を当てると痛みが少し治まります。

 

「手当て」の語源には、病気やけがをした際、患部に手を当てて治療したことに由来していると言われています。

 

患部を温める療法を温熱療法と呼び、患部を冷やす療法を寒冷療法と呼びます。

 

これらの療法は痛みの種類により使い分けられますが、急な痛みには寒冷療法が良く効くと言われています。

 

 

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イメージ出典:温泉奉行所

 

 

温熱療法や寒冷療法を行うときは、火傷や寒冷損傷に注意しなければなりません。

 

温熱療法

 

温熱療法は血行を良くし、結合組織をより柔軟にし、関節の硬直、痛み、及び筋肉の痙攣を一時的に軽減します。温熱療法は更に炎症を軽減し組織内に貯まった水(水腫)を減らすのに効果があります。温熱療法は炎症(様々な関節炎)、筋肉の痙攣、及び靭帯や腱の捻挫や断裂のような損傷の治療に効果があります。

 

温熱療法は体の表面または深い組織を加熱します。温熱療法では温湿布、赤外線、パラフィン浴(温めた蝋に患部を浸す)、および水治療法(攪拌温水)を使用して患部を温めます。超音波により体の深い組織を温めることもあります。

 

寒冷療法

 

寒冷療法は組織を麻痺させ筋肉の痙攣、損傷による痛み、および突発性の腰痛や炎症を軽減に効果があります。寒冷療法では氷嚢、冷湿布、または気化熱冷却剤(塩化エチル)を使用します。寒冷療法を行うときは、組織の損傷や体温の低下(低体温症)を防ぐために時間と冷却材の量を制限します。組織の血流が低下している時には(例えば、糖尿病や動脈硬化が進行している時)は寒冷療法は行えません。

 

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