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妊婦によるダイエット飲料の摂取は生まれてくる子供を肥満にする

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口に入れる物はやはり自然の物が安全だ!

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妊娠期間中に妊婦がダイエット炭酸飲料を摂取すると生まれてくる子供は小児肥満症のリスクが高くなるとカナダのマニトバ大学の研究チームが発表しました。

 

 

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これまでの研究から、妊娠時の妊婦の食事が新生児に小児肥満症のリスク及ぼし、BMIが上位15%に入っている幼児は6歳までに肥満に成ることが分かっています。

 

妊婦が人工甘味料を使った飲料を毎日摂取すると生まれてくる子供のBMIが増加すると、研究チームは考えています。

 

研究チームは、妊娠時に人工甘味料を使用した飲料の摂取と1歳児のBMIの影響の相関関係が調べたところ、研究に参加した3033名の妊婦のうち29.5%が人工甘味料を使った飲料を摂取し、生まれた子供の5.1%が1歳までに体重過多になることが分かりました。

 

研究チームは、妊娠時に人工甘味料を摂取すると小児体重の増加リスクが高くなると結論づけました。

 

もちろん、妊娠時に低カロリーの甘味料を摂取すると体重増加を防ぐことが出来、胎児に対する悪影響を防止できます。

 

米国カロリー・コントロール・カウンシルは人工甘味料の安全性と妊婦に対する潜在的な利点について協議する団体ですが、規制機関に対して妊婦や授乳婦のために低カロリー甘味料の安全勧告を出すよう求めています。

 

今後の研究として、BMIを増加させる特定の甘味料、関係する生体メカニズム、及び長期の成果に重点を置いたコホート研究が必要となると、研究チームは考えています。

 

知見を裏付ける研究は十分ではないが、妊婦には人工甘味料を使った飲料の摂取をやめ、代わりに水を多く摂取することを推奨すべきであると、ハーバード・メディカル・スクールの研究者は主張しています。

 

現在、小児肥満症は危険なレベルに達しています。1999年から2014年に行われた米国全国健康・栄養調査から、2歳から19歳までの子供の33%が体重過多で、約25%が肥満であることが判明しています。

 

商業ベースで健康に良いと言われても、合成化合物が入っている限り、本当に健康に良いかかどうかはわかりません。口に入れる物はやはり自然の物が安全なようです。

 

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