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医学よもやま話

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人工甘味料と天然甘味料

健康 生活習慣病

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甘味料を使った食品や飲料の摂取は控えめに、2型糖尿病になるかも?

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食べ物や飲み物は加工したものは極力控えた方が良いようです。

 

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加工食品や清涼飲料水には異性化糖とよばれる天然甘味料が使われています。異性化糖は肥満、高血圧症や2型糖尿病などの生活習慣病の原因と考えられています。

 

最近では、特に清涼飲料水では異性化糖の代わりに、人工甘味料が使用されています。ところが人工甘味料もホルモンの影響によりにこれらの疾病の原因になると考えられています。

 

日本では異性化糖の消費は増え続けています。自覚しないまま生活習慣病のリスクが上昇しています。

 

異性化糖は果汁飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料やあらゆる食品に使われています。

 

最近の研究で、異性化糖が、肥満や高血圧症、2型糖尿病などの原因と分かっています。

 

果物には果糖だけではなく、他の糖も含まれています。果糖とぶどう糖はどちらも単糖類ですが、これらの体への働きは大きく異なります。

 

ぶどう糖と果糖は代謝経路が全く異なります。ブドウ糖は小腸から吸収された後、血液により全身の細胞に運ばれエネルギーとして利用され、残りは中性脂肪として貯蓄されます。これに対して、果糖は、大部分が肝臓で代謝されるため直接は血糖を上げませんが、肝臓で中性脂肪などに変換され、残りが脂肪として貯蓄され、脂質異常などを引き起こします。

 

ぶどう糖と果糖では摂取後の満腹感が異なります。ブドウ糖を摂取すると、血糖値が上昇し、食欲抑制ホルモンの分泌が増加して、食欲刺激ホルモンの分泌を抑えます。ぶどう糖を摂取すると満足感が得られます。これに対して、果糖は、血糖値は直接的には増加せず、食欲抑制ホルモンの分泌も増えず、食欲刺激ホルモンの分泌が抑制できません。この結果、満腹感が得られず、過食になります。

 

果物や野菜などに含まれる自然な果糖と、加工食品や清涼飲料水に含まれる果糖の2種類の果糖を摂取しています。後者では「異性化糖」を摂取することになります。これに対し、果物に含まれる果糖は、食物繊維により、吸収は緩やかです。

 

甘味料を使った食品や飲料の摂取は控えめにしましょう。肥満、高血圧症や2型糖尿病になるかもしれません。

 

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