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医学よもやま話

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ものもらい

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まぶたが腫れて、眼科医から診てもらうと、それは「ものもらい」だと言われたことはありませんか。まぶたの周りに突然でき、少し痛みが出ます。眼科医に見てもらわなくとも、市販の目薬で治る場合もあります。

 

この「ものもらいの」正体を調べててみました。

 

「ものもらい」は医療現場では麦粒腫と呼んでいます。

「ものもらい」は、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。

 

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写真出典:helthTap

 

 

「ものもらい」が発症すると突発的にまぶたが腫れます。「ものもらい」は感染により発症します。

 

「ものもらい」を発症すると、まぶたの充血、はれ、それに痛みが出ます。「ものもらい」はまぶたの縁に現れ、痛みが持続します。

 

「ものもらい」は突発的に発症し、まぶたの腫れで化膿性(主として、ブドウ球菌)感染です。ほとんどの「ものもらい」はまぶたの外にでき、まつ毛の毛穴と隣接した腺の閉塞及び感染により起こります。毛穴の閉塞は眼瞼炎によるものです。「ものもらい」がまぶたの内側に出来ることは非常にまれです。この場合は、まぶたの中の結膜の下にある小さな皮脂腺の感染により発症します。小胞炎により「ものもらい」が発症することもあります。

 

「ものもらい」の症状

感染から1から2日で、「ものもらい」は、まぶたの縁にできます。「ものもらい」を発症すると、涙、光に対する不耐性(光をを眩しく感じる)、および異物感がします。通常、まぶたの底に黄色の小さな膿疱ができます。充血、硬化、びまん性浮腫を併発することもあります。

 

まぶたの内側に「ものもらい」が出来ると、痛み、充血、水腫が起こります。強い炎症が起こり、発熱や悪寒が起こることもあります。発症すると、膿瘍ができます。自然に治癒することはまれです。

 

治療

  • 温湿布
  • 切開、排膿、投薬

 

「ものもらい」がまぶたの外側に出来た場合は、治癒を速めるために1日2から3回、5から10分間温湿布をおこないます。

 

瞼の外部に出来た「ものもらい」で温湿布が効果が見られないときは切開を行い排膿します。「ものもらい」に小胞炎を併発している場合は経口抗生剤(ジクロキサシリンまたはエリスロマイシン250mg)が処方されます。

 

瞼の内部に出来た「ものもらい」は抗生剤の服用、切開、および排膿が行われます。局所の抗生薬塗布は効果がありません。

 

同じような症状を示す目の病に霰粒腫(さんりゅうしゅ)と言う眼の病気もあります。これは抗生薬が効かなく、ステロイド剤で治療します。

 

「ものもらい」が市販の目薬で治らないときは、すぐに眼科医の診察を受けましょう。

 

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