読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

医学よもやま話

医学情報をご提供します。

成分無調整牛乳と低脂肪牛乳

健康

advertisement

正しいとされていた事が、正しい事でないかもしれない。

 ****

 

報道によるとブライトン・ウーマンズ・ホスピタルとボストンのハーバードメディカル・スクール(Brigham and Women’s Hospital and Harvard Medical School in Boston)の研究において成分無調整牛乳を摂取している人のほうが低脂肪牛乳を摂取している人より糖尿病リスクが少ないことが分かりました。

 

低脂肪乳は肥満防止に優れているとの従来の考えを改めさせる研究結果が公表されたわけです。

f:id:tpspi:20160411074939j:plain

 

 

新たに行われた研究によれば、低脂肪牛乳より成分無調整牛乳を摂取した人の方が糖尿病リスクと体重増加が抑えられることが分かりました。

 

15年にわたる研究において、成分無調整牛乳を摂取している人は低脂肪牛乳を摂取している人と比較して糖尿病リスクが少なくとも46%低いことが分かりました。

 

研究成果は成分無調整牛乳のバイオマーカを有する被験者の血液検査の解析に基づくものです。

 

2番目の研究は18,000人の中年女性に対して行われました。研究開始時には被験者は標準体重で、心疾患、前糖尿病、および糖尿病の疾患はありませんでした。

 

研究終了時に成分無調整牛乳を摂取している被験者はそうでない被験者と比較して肥満になる割合は少なくとも8%少ないことが分かりました。

 

成分無調整牛乳を摂取するほうが低脂肪牛乳を摂取するよりも減量に効果的だとする科学者の研究結果は真剣に考える必要があります。

 

現在までのところ、研究チームは成分無調整牛乳が低脂肪牛乳より糖尿病や肥満の防止に優れているメカニズムについては解明できていません。今後の研究が待たれています。

 

健康志向で常識とされていたことが覆されつつある良い例です。

 

自然界には未知なものが多く、人類が解明したことはほんの僅かです。現在の知識や常識を過信すると、思わぬ過ちを犯してしまいます。一見有害だと思われている物も、系として重要な役割を持っている場合が多くあります。人が手を加えことにより、悪い影響が出るのです。

 

自然そのままがベストです。

 

WHOも加工肉は発がん性のリスクがあるので摂取は控えるように警告を出しています。

 

これまで正しいとされていた事が、正しい事でないかもしれません。

 

Keywords & Related Topics

血液検査 blood test;心疾患 cardiovascular disease糖尿病 diabetes;バイオマーカ biomarker;肥満 obesity