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だからトクホは必要だ!

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トクホ、健康食品、サプリメント

 

某大手メーカのトクホの広告に消費者庁が再発防止の勧告を求めました。

広告内容は「薬に頼らずに食生活で血圧の対策をしたい」、「驚きの血圧低下作用」でした、

 

他のメーカのトクホ製品からは発癌成分が含まれていることが判明し、販売中止と自主回収に追い込まれました。

 

連日、テレビの多くのチャンネルでトクホ、健康食品、サプリメントの広告が行われています。例として「コレステロールが気になる方に」、「食後の「血糖値」が気になる方に」、「食生活が不規則な方に」、「健康的なダイエットに」等々です。

 

メディアでは、現在または往年の有名タレントがトクホ、健康食品、やサプリメントの効能を宣伝しでいます。また、その製品の愛用者らしき人たちを登場さ、効能を熱弁させています。しかし必ず「個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。」のテロップが流れています。「薬事法」「景品表示法」といった規制やガイドラインによりそのような表現となるようですが、監督官庁、放送業界、メーカの責任逃れで、消費者のことを無視しています。

このように、計算づくしの広告を連日、見聞きすると、その製品は自分にとって必要な物だとする暗示にかかり、このイメージが頭の深い所に記憶されます。店頭でこの製品を見つけると、つい買う事になります。

 

宣伝により教育された消費者は製品の効果を信じ、高価でも習慣的に摂取するようになります。売れ行きが良いことから、メーカや販売業者は値引きしての販売は行なう必要がなくなります。それで、市場も6000億円と巨大となり200数社が参入する事態になっています。

 

現在、法律で規制するトクホに類する部類とそれ以外のものが存在します。

トクホに類する部類として科学的根拠を提出し表示の許可を得た特定保健用食品(トクホ)と特定の栄養素を含み基準を満たしていれば表示が可能となる栄養機能食品とがあります。

 

行政サイドの思惑として、健康食品やサプリメントをトクホで規制をかける狙いがあると言われています。健康食品やサプリメントの摂取については指導する公的な部門は存在せず。これら製品の摂取により消費者が病気に罹ったり、持病が悪化する事態も考えられます。血圧薬を服用している消費者がさらに高血圧に効くサプリメントを服用することにより、脳疾患に至るとする意見もあります。

 

医師処方の薬は医師または薬剤師に相談することができますが、健康食品やサプリメントは相談する所がありません。医師処方薬を服用している人が健康食品やサプリメントで、健康被害を受けた場合は、摂取を中止すれば良いとの意見もありますが、健康食品やサプリメントを法の規制の元においた方が国民の健康に寄与するのかもしれません。

 

だから、トクホが必要となるのです。

 

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Keywords

 

特定保健用食品 designated health food;健康食品 health food;サプリメントsupplement;栄養素 nutrient;栄養機能食 functional nutritional food;持病 health problem;薬剤師 pharmaceutist;健康被害 health damage