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中国人民解放軍が中国人民を病気から救う?

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患者一人に投与される薬の年間の費用が3500万円!

 

以前、エボラ出血熱が流行した時、有効な薬がありませんでしたが、唯一、富士フィルム・グループの富山製薬が開発したアビガンが有効かもしれないというニュースがありました。

 

それからしばらくして、中国軍の研究所が開発していたエボラ出血熱薬「JK-05」を中国大手製薬会社「四環医薬」が2億円で購入したというニュースがありました。

 

世界保健機関(WHO)の担当者は「JK-05」がアビガンと成分が同じたと指摘していました。

 

富山製薬は中国の特許権を取得しているので。中国軍の研究所は特許出願で提出された特許明細書から技術を流用したものと思われます。

 

 

中国の憲法には、中国共産党による国家や社会へ指導が明記されています。従って中国共産党は憲法の上位に位置しており、中国の特許法の効力も共産党の決定には及びません。

 

最近、肺癌治療薬ニボルマブが話題になっています。この薬は京都大学医学部の本庶佑博士が率いる研究チームが開発に貢献し、2014年7月に日本での製造販売が承認され、2014年9月小野薬品工業から発売が開始されました。効果がずば抜けているだけでなく、その薬価が異常なのです。保健を適用しないと患者1人あたりの薬価は年間3500万円になり、対象者を5万人として、すべての肺癌患者に適用すると仮定して、国の負担は約2兆円弱となります。

 

限度額適用認定を受けても患者1人あたりの年間負担は100万円と高額です。

更にTPPが発行すると、医薬品が更に高騰し、保健制度の破綻を防ぐために、政府は医薬品の自己負担率を上げる可能性や、高額の薬が保険適用外になるおそれがあります。

 

中国ではPM2.5などの大気汚染で肺癌患者が急増すると思われます。ニボルマブは中国政府が喉から手が出る薬となるでしょう。共産党が軍に命じてニボルマブのコピーを作らせるという、まさに軍が人民を病気から救うという想定外の事態となるのでしょうか?

 

 

エボラ出血熱    Ebola hemorrhagic fever

アビガン            Avigan

肺がん治療薬    lung cancer medicine

ニボルマブ        Nivolumab