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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

失うことは悪いことではない!

医療技術

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障害者となった人に器具を取り付けたり、インプラントを埋め込んだりして、失われた機能を取り戻す

 

 

人が障害を負った場合、器具を体外に取り付けたり、インプラントを体内に埋め込むことにより、失った機能を取り戻すせるようになりました。

 

歯を失えば、差し歯、入れ歯、最近ではインプラントも多く使われています。インプラントは高額ですが、普通の歯の様に使えます。

 

事故等で手足を無くした人はどうでしょうか義足、義手もあります。

義足の選手がオリンピックやパラリンピックで活躍しています。最近ではロボットスーツも多く実用化されています。足腰の弱った人は車いすの代わりに使えます。介護の人たちが病人を動かすのに使ったり、運送業の人が重量物の運搬に使えるようになってきました。登山する人が装着するようになるかもしれません。

 

眼の場合はどうでしょうか、白内障になれば眼の水晶体を取り除いて、眼内レンズを入れます。これにより患者は今までのように見えるようになります。患者が老眼の場合、多焦点レンズを使えば、術後老眼鏡が不要になります。

 

耳の場合では、難聴の人は補聴器をつけて、聴力を補ってきました。最近では内耳インプラントも多く使用されています。正常の人より、よく聞こえるようなり、聞こえる周波数も広がるようです。

 

 

臓器の場合では心臓ペースメーカーが広く普及しています。徐脈性不整脈の患者に使用します。先進医療として心臓シートも最近注目されています。壊死した心筋を患者の太ももの筋細胞を培養した細胞シートで再生する技術です。

 

このように体外装着型器具や体内埋め込み式インプラントは小型化、メンテナンスの容易さ、機能の向上等がはかられ、日々進歩しています。最近では、失った機能を取り戻すだけではなく、正常の人の体の機能を強化するための体外装着器具、体内埋込み式インプラントまで研究されてきています。

 

重量のあるのもを運搬可能にするロボットスーツ、映像の他、赤外線、紫外線、X線の画像を映し出すコンタクトレンズ、超音波を聞き分ける補聴器、等々です。

 

一番の驚きは脳内埋込み式インプラントで。将来的には脳と外界(インターネット)のインターフェースとなる可能性があります。

 

失うことは必ず悪いことばかりでなく。技術の進歩により、人間は新たな能力を手に入れることが可能です。

 

関連ページ  不老不死の実現

 

 

インプラント    implant

差し歯                post crown

入れ歯                denture

義足                    foot prosthesis

義手                    hand prosthesis

ロボットスーツ              robot suit

白内障                cataract

水晶体                eye lens

難聴                    hearing loss

補聴器                hearing aid

聴力                    hearing ability

内耳インプラント          cochlear implant

心臓ペースメーカー      artificial cardiac pacemaker

徐脈性不整脈    bradyarrhythmia

先進医療            advanced medical treatment

心筋                    cardiac muscle