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医学よもやま話

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ノーベル賞を二度受賞した人はこれまで何人?

認知症

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それぞれの受賞理由は

  • ジョン・バーディーンは1956年に「半導体の研究およびトランジスタ効果の発見」と1972年に「超伝導現象の理論的解明」で物理学賞を受賞
  • マリー・キュリーは1903年に「放射能の研究」物理学賞、1911年に「ラジウムおよびポロニウムの発見とラジウムの性質およびその化合物の研究」で化学賞を受賞
  • フレデリック・サンガーは1958年に「ンスリンの構造研究」と1980年に「核酸の塩基配列の決定」で化学賞を受賞
  • ライナス・カール・ポーリングは1954 年に「化学結合の本性、ならびに複雑な分子の構造研究」で化学賞、1962年に「核兵器に対する反対運動」で平和賞を受賞

 

日本人でノーベル賞を二度受賞できそうな人が複数います。

島津製作所の田中耕一氏と、MITの利根川進教授です。

 

田中耕一氏は2002年「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」で化学賞を受賞されました。

利根川進氏は1987年「多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明」で生理学医学賞を受賞されました。

 

 

利根川教授率いるMIT研究チームはアルツハイマー病の治療につながる研究成果がネーチャー誌に掲載されました。

 

画期的な研究で、従来アルツハイマー病では記憶が失われると考えられていましたが、記憶は存在することを解明し、取り出せることを実験で証明しました。

まさにノーベル賞級の成果ではないでしょうか。

 

解決すべき課題もたくさんあるようですが、治療法が確立すれば現在日本で約260万人、全世界で約4600万人のアルツハイマー病患者のの記憶障害の治療に大きく貢献するものと思われます。

 

この研究成果により利根川教授は生理学医学賞を二度受賞されるかもしれません。

 

ネーチャー誌に掲載された利根川教授の研究の概要については本ブログ「アルツハイマー病患者の記憶を取り戻す」をご参照ください。