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医学よもやま話

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あなたの子供が成人して死より恐ろしい病気にかかるかも?

循環器科

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子供が成人して死より恐ろしい病気にかかるかもしれません。あなたが原因で!

 

メルボン大学が行った呼吸器健康調査によれば、母親がヘビースモーカーの場合、子供が成人した後慢性閉塞性肺疾患(COPD)に罹患するリスクが高くなることがわかりました。

 

妊婦や若い母親は喫煙しないよう警告しています。

COPDは肺気腫・気管支炎など, 肺機能の低下に至るさまざまな肺の病気で、死よりも恐ろしい病気とされています。

 

母親が1日20本以上喫煙するヘビースモーカーの場合、子供が成人してCOPDにかかるリスクが3倍に増加します。

 

母親の喫煙は幼児の肺の発育に悪影響を及ぼします。子供時代に肺の機能の成長ポテンシャルを低めると成人になっても肺の機能が向上しません。

 

COPDは呼吸機能を著しく損なう進行性の病です。COPDの主要な因子は喫煙です。さらにCOPDは死因の第3位です。

 

さらに、少年は少女と比較して母親の喫煙による悪影響がより大きいことがわかりました。これは子供の成長は性により異なることに由来しているようです。

 

調査結果は妊婦や若い母親は喫煙を避けるべきだとする医学常識を裏付けています。

 

 

子供が運動した時に息切れがあったり、咳や痰の症状を示す場合、医師から肺の機能を調べてもらい、アドバイスを受けましょう。

 

子供が成人した後COPDを発症するリスクを最小にするには、成人しても喫煙させないようにし、ホコリや空気の汚れた環境を避けさせましょう。

 

子供の健康を願うなら、母親は喫煙しないことです。成人した子供に死より恐ろしい病にかからせたくないものです。さらに、子供に老後の世話をしてもらうどころか、成人した子供の面倒を見る事になります。

 

 

慢性閉塞性肺疾患          chronic obstructive pulmonary disease (COPD)

肺活量測定        spirometry

労作時の息切れ              breathlessness on exertion

痰          phlegm

呼吸器健康調査研究      respiratory health research study

肺気腫                emphysema

気管支炎            bronchitis

進行性の病        progressively worsening illness