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加齢による物忘れかアルツハイマーか?

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アメリカのアルツハイマーの団体から加齢による物忘れかアルツハイマーかの判別方法が公表されています。ここで一部紹介させていただきます。

 

自分が重大な記憶障害にかかった場合自分では何が問題か気づきません。しかし、家族は非常に心配です。

 

何が加齢による物忘れか、アルツハイマーによるものかを例示します。

 

正常: 約束を忘れるが、後で思い出す。

懸念材料: 同じ事を何度も尋ねる。自分でやっていた事を人に頼むようになる。

正常: 支払日を間違う。

懸念材料: 前は簡単に計画できた事や、トラブルを解決する事が困難になる。数字を扱う事が苦手になる。レシピー通りに料理したり、月毎の支払いをする事が嫌いになる。

 

正常: 電子レンジのセットやテレビの録画に人の手を借りる事がある。

懸念材料: ストーブを付ける事ができない。良く知っている場所に車で行けない。

正常: 今日が何曜日だか忘れるが、後で思い出す。

懸念材料: どこにいるかわからなくなり、どうやって来たか思い出せない。

正常: 歳相応に眼が衰える。例えば、白内障にかかる。

懸念材料: 距離や色が正しく判断できない。鏡の前を通った時、自分の姿に気づかない。

正常: 正しい言葉がすぐに思いつかない。

懸念材料: 物の名前を間違う。言葉の途中で詰まり、何を言っているかわからなくなる。

正常: メガネを置き忘れる。いつも置く所が違う。

懸念材料: 物を変な所に置く。どこに置いたか思い出せない。盗まれたと思い込む。

正常: 時々判断を誤る。

懸念材料: しばしば、いらない物を買ってくる。身繕いをしない。体を清潔にしない。

正常: 時々、仕事や、家族、人付き合いが嫌になる。

懸念材料: 団体活動や趣味を続ける事ができない。世の中の変化のために、他人と過ごそうとしない。

正常: 自己流を貫き、反対されると不機嫌になる。

懸念材料: いつものやり方が変わったり、快適な場所を離れると、すぐに取り乱す。あるいは、混乱したり、心配になったり、疑い深くなったり、怖れたりするようになる。

 

記憶障害                            memory loss

アルツハイマー    Alzheimer

知覚                     perception

 

 参考資料

Alzheimer’s Association: "Diagnosis of Alzheimer’s Disease and Dementia," "Know the 10 Signs."

 http://www.alz.org/alzheimers_disease_10_signs_of_alzheimers.asp