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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

彫師は外科医ではありません!

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タトゥーは安全だろうか?

 

タトゥーは通常彫師が針を使ってカラーインクを皮膚に入れて作ります。

 

これまでタトゥーを入れる人の数が少なかったため、あまり問題が起きませんでした。 タトゥーを入れた後タトゥーインクが身体に及ぼす影響が多数報告されています。

 

タトゥーのリスク

感染 …  針を使いまわしによる人から人へ感染(肝炎やHIV)。

アレルギー … インクの顔料に対するアレルギー反応。

瘢痕 … タトゥーを皮膚に入れたとき、または除去するときに瘢痕組織が発生。

肉芽種 … 体の免疫系による結節または瘤の発生。

MRIによる合併症 … MRI検査における皮膚の腫れや火傷。  

 

 

タトゥーインクに含まれる顔料の多くは体の免疫系がつくりだす酵素により分解または代謝されます。

 インクを含んだ皮膚細胞が太陽光線またはレーザ光にさらされると、細胞は破壊され、分解したインクの成分は体中に分散されます。

 タトゥーインクの顔料は体のリンパ節に分散され、健康に害をもたらす可能性があります。

更に、タトゥーインクの多くは産業用カラーインクであり安全性に問題があります。

皮膚に入れたタトゥーはレーザで除去しない限り一生消えません。レーザ除去は長い時間、高額な費用がかかります。また染料の種類によっては除去できないものもあります。

タトゥーを除去するときは、彫師ではなく専門の医師に相談する必要があります。

 

瘢痕      scarring

肉芽種   granulomas

結節      knot

瘤          bump

肝炎      hepatitis

免疫系   immune system

リンパ節     lymph node

顔料      pigment