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死亡順位2位の癌を高い精度で早期に発見する方法

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死亡順位2位の癌とは大腸癌です。死亡順位1位は胃癌、2位は大腸癌、3位は肺癌です。(2011年日本対がん協会統計)

  

大腸癌は腸壁にポリープが出来ることから始まります。ポリープが大きければ大きいほど前癌症状で、癌になる可能性が高くなります。非癌性ポリープは慢性の潰瘍性腸炎による障害により発生します。

 

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殆どのポリープは自覚症状がありませが、時に直腸から出血することがあります。ポリープが大きい場合は腹痛、閉塞、腸重積が生じたりします。

 

大腸癌の検査方法として、便潜血検査、バリウム注腸検査、内視鏡検査がありますが、内視鏡検査では、ポリープを直接観察し、切除することができます。

 

ポリープを発見した場合は、内視鏡に付属した切除器具または電気ワイヤーループで切除し顕微鏡で悪性かどうか調べます(生検を行います)。

 

 

生検の結果、癌がポリープの茎に広がっている場合、癌化している部位を除去し、大腸の切除端をつなぎ合わせます。

 

ポリープを切除した場合は2から3年毎に内視鏡検査を受ける必要があります。もし大腸が狭まっている場合は、バリウム注腸検査を行います。バリウム注腸検査ではバリウムを大腸に入れX線で調べます。

 

大腸癌は死亡順位が2位です。早期発見で完治します。定期的に内視鏡検査を受けることは非常に重要です。

 

 

 

胃癌 ...   gastric cancer

大腸癌 ...   colon cancer

肺癌 ...   lung cancer

腸壁 …   intestine wall

ポリープ ...   polyp

便潜血検査 ...   fecal occult blood test

非癌性(良性)… noncancerous (benign)

前癌性(腺腫性)… precancerous (adenomatous)

癌性 (悪性癌腫)… cancerous (malignant carcinoma) 

大腸内視鏡検査 … colonoscopy 

腹痛 … abdominal pain

閉塞 … obstruction

腸重積 … intussusception

電気ワイヤーループ … electrified wire loop

バリウム注腸 … barium enema