医学よもやま話

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脳神経外科

溺水患者の病理から予後まで

溺水による体内の変化と治療 **** Photo: 遊泳禁止標識 溺水は水没により呼吸障害が起こり、酸素が欠乏し、肺や脳など複数の臓器が損傷する。治療としては呼吸停止、心臓停止、無酸素症、低換気、及び低体温症の改善である。 飲酒、4歳未満の幼児、及び…

最小意識状態

植物状態より改善の可能性は高いが、予後は良好ではない。 **** photo: レボドバ、ドーパミン作用薬 最低意識状態は植物状態より軽度な意識障害で、患者はほとんど刺激に対する反応が重度に欠乏しているが、自己や環境に対する自覚が断続的に生じる。 最…

薬理学的昏睡 ― バルビツール誘発性昏睡

バルビツール薬を適量投与することにより患者を一時的に昏睡状態にして、脳の活動を抑えて、回復させる **** バルビツール誘発性昏睡はバルビツール薬を適量投与することにより患者を一時的に昏睡状態(深い無意識状態)にする療法である。 バルビツール…

外傷性脳損傷の治療

軽度又は中度の外傷性脳損傷患者は救急病院に搬送されるまでに意識が正常に戻ることがある。脳震盪が重度であると意識回復に時間がかかる。 **** 外傷性脳損傷の種類 外傷性脳損傷には緊急の外科手術が必要となるものと、そうでないものがある。穿通創、…