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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

サイバーナイフ – 定位放射線手術

外科医の仕事が激変するかもしれない **** サイバーナイフは体を傷つけることなく体内の腫瘍を除去するための放射線治療装置で、ガンマナイフとともに定位放射線手術に分類されます。 サイバーナイフはコンピュータを使って正確に患者の腫瘍等の病変に放…

乳癌発症の増加原因とリスク要因

乳癌発症リスクを取り除く **** フリーアナウンサーの小林麻央が乳癌を患っていることがニュースになっています。 近年、乳癌を発症する女性が増加しています。1960年代は生涯で乳癌を発症する割合は2%でしたが、現在では7%に増加しています。年間6万人…

腫瘍マーカー

患者の負担を増やすこと無く、癌の進行状況や再発を調べる方法 **** 腫瘍マーカーとは 腫瘍マーカーは癌により作られた物質又は体の他の細胞により作られた物質です。腫瘍マーカーは癌細胞の他、正常の細胞によっても作られます。しかし、癌状態では腫瘍…

癌化ウイルス

10数年の長い時間をかけて癌を作り出すウイルス。 **** 癌化ウイルスは癌を引き起こすDNAまたはRNAのゲノムを有するウイルスで、腫瘍ウイルスとも呼ばれます。 WHOの調査によれば人間の癌の17.8%はウイルス感染性です。 イメージ出典:U.S. Department …

免疫チェックポイント阻害剤 -- 癌治療薬の最前線

日本発の画期的な薬が、アメリカとの共同開発で非常に高額な薬になってしまった! **** 免疫反応時に、免疫システムは潜在的に有害な物質の攻撃をオンにします。更に、免疫システムは攻撃をオフにする手段も持っています。免疫システムはこれら機能によ…

癌の転移 -- 癌の進行度と転移ルート

癌を原発巣から広げないことが肝要! **** 癌の進行度は癌の大きさ、周辺のリンパ節への転移、遠隔臓器への転移の3つの要素で決められています。 癌の転移は癌が原発巣から体の他の部位に移動して増殖することです。 癌は大きさに応じて危険度が増します…

新しい放射線治療法 -- ホウ素中性子捕捉療法

原子力施設での癌治療が病院でも可能になる! **** 国立癌研究センター中央病院は中性子線を活用して癌を治療する施設が完成し、2017年春から治験を開始するとの報道がありました。 イメージ出典:国立癌研究センター中央病院ホームページより 新たな治…

肥満と癌の関係

減量しただけでは肥満の悪影響から逃れられないかも知れない **** 「Journal of the Nation Cancer Institute」に肥満と癌の関連についての記事が出ていました。概要を紹介します。 ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究チームは肥満と癌の関係を研…

薬と医学的エビデンス

信じる者は救われる? ブラジルでは臨床試験が行われていない薬の使用を認める法律が通りました。 ネーチャーによるとブラジルの癌研究者はその薬が本当に効くか警告しているそうです。 フラジルのルセフ大統領は、癌患者が臨床試験が行われていない「奇跡の…

化学療法における耐性

癌研究は日々進歩している 癌治療の3本柱は、放射線治療、腫瘍摘出手術、それに化学療法です。 化学療法は薬剤で癌細胞を死滅させるための治療法です。癌治療薬は最初は癌細胞を死滅させることができても、使用を続けていると、徐々に効かなくなります。癌細…

一粒で2度美味しい

乳癌検査で心臓疾患のリスクが分かる 「一粒で2度美味しい」はグリコ製菓の「アーモンドグリコ」のキャッチフレーズです。アーモンド入のキャラメルです。1955年(昭和30年)に発売され、60年もの長い間、日本人に親しまれています。 報道によると、マンモグ…

抗癌剤の副作用がなくなる?

副作用のない抗癌剤治療は可能か? 従来の抗癌剤は細胞のDNAに損傷を与えるため、癌細胞とともに正常な細胞も破壊します。 通常の抗癌剤は投薬量に比例した薬効があり、毒性も比例します。 通常、異なる作用メカニズムを持ち異なる細胞毒性を有する薬剤を使…