医学よもやま話

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癌検査

特定健診では早期の胃癌は見つからない

バリウム造影剤検査と上部消化管内視鏡検査 **** Credit: X線検査用バリウム造影剤、佼成病院 良性対悪性腫瘍 良性の潰瘍は底部が滑らかであるが、悪性の潰瘍の底部が不規則で、腫脹があり、不規則なひだがある。 従来、放射線検査で得られた腫瘍の特徴…

国が推奨する精度が低い大腸癌検査 - 便潜血検査

国が健康診断で推奨する本当の理由 **** Photo: 便潜血検査キット 便潜血検査は大便に血液が混じっていないか(潜血)を調べる生理学検査である。 大便中の潜血があると大腸癌や大腸又は直腸にポリープがある可能性が高い。しかし癌やポリープからの出血…

胃癌は検査を受けなければ、早期発見できない - 胃癌の症状と検査

胃癌は定期的に検査を受けて早期に治療できれば完治可能である。 **** Credit: 血液検査、My Blood Test 胃癌の症状と徴候 胃癌の初期段階では、症状が現れないか、特定な症状が生じないために、検査を受けなければ胃癌と気づかない。胃癌が進行すると、…

骨シンチグラフィーとは

骨が痛む時に行う検査 **** Photo: Bone Scan, MD Anderson Cancer Center 骨シンチグラフィーは微量の放射線核種を使用するラジオアイソトープ(RI)検査である。 骨折した場合は新しい骨が形成されて治癒する。この検査で骨の代謝異常を画像で表すこと…

食道癌にかかったら

喉に異常がでたら躊躇せずに上部消化管内視鏡検査を受ける。 **** Photo: 上部消化管内視鏡 症状と徴候 食道扁平上皮形成異常では症状は現れないが、食道扁平上皮癌は食道中央に多く生じ、症状は嚥下障害、嚥下痛、非定型又は定形胸痛、胃腸管出血、吐…

アスベスト暴露と悪性中皮腫発症

アスベストを吸い込むと、人生の後半で突然死の宣告を受ける **** credit: アスベスト、医薬品管理センター 疫学と病理学 悪性中皮腫は体腔漿膜に生じる癌である。中皮腫の80%は胸膜腔に生じ、次いで腹膜に多く生じる。患者は通常55歳以上で、遠い昔(3…

CTとPETの違い

CTで形状を調べ、PETで機能を調べる **** credit: PET-CT Scanner, GE-Healthcare CTスキャン(コンピュータ断層撮影)とPETスキャン(陽電子放射断層撮影)は異なる画像診断方法である。PETスキャンは放射線を使用して体の機能的プロセスの3次元画像を…

肺癌画像検査

X線、CT、PET、PET-CT **** image: PET-CT scanner X線撮影 標準的な背腹及び横方向の胸部X線撮影は低額で検査も容易であるが肺癌のステージ分類には使えない。X線線撮影では3から4mmの肺結節を検出できるが、肺門又は縦隔リンパ節の腫脹の検出は困難。 …

肺癌の診断 ― 非小細胞肺癌と小細胞肺癌

小細胞肺癌は診断時ですでに転移している **** 肺癌の診断は採取した組織の細胞検査、喀痰検査、気管支肺胞洗浄検査、又は経気管支/軽胸腔的針吸引で行われる。 これら各検査方法で採取した腫瘍細胞の数が多ければ診断が正確になる。 孤立性肺結節 孤立…

肺癌の初期では症状がなく、人間ドックや他の検査で見つかることが多い

肺癌の症状と徴候 **** 肺癌の症状と徴候 肺癌の症状や兆候は、癌の進行により変化する。肺癌が局所で増殖や浸潤が起こる。次に、肺癌がリンパ節及び隣接組織へ転移。最後に、肺癌が遠位に転移する。患者によっては腫瘍随伴性症候群が起こる。 肺癌の非…

良性乳房疾患

良性乳房疾患と診断されても、時間の経過で乳癌に変化することがある **** 良性乳房疾患には乳房痛(痛みと圧痛)、乳腺炎(感染性と非感染性炎症)、外傷、及び良性腫瘍がある。乳房痛は乳房外に原因がある場合があり、心筋虚血、肺炎、胸膜炎症、食道…

乳癌検診 ― 乳房自己検査、臨床的乳房検査、マンモグラフィ

マンモグラフィで見逃される乳癌がある **** 乳癌検診として乳房自己検査、臨床的乳房検査、及びマンモグラフィ検査が行われている。 乳癌の早期発見の重要性が広く認識されており、臨床的乳房検査とマンモグラフィ検査が重要であり、これらを受診するこ…