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医学よもやま話

医学情報をご提供します。

乳癌予防 ― 手術、薬剤、生活習慣改善

乳房摘出しても乳癌リスクはなくならない **** 乳癌は死亡リスクが高いため、予防の関心が高まっている。現在行われている方法は手術、薬剤、及び生活習慣の改善である。 予防的乳房摘出と卵巣摘出 癌抑制遺伝子BRCA1又はBRCA2に変異がある場合、乳癌発…

老人のための不眠症対策

老人は睡眠時間が短い **** 不眠症の原因は様々である。人は歳をとると不眠症の症状が深刻になり、生活の質を低下させ、身体疾患や認知障害を含む精神疾患を引き起こす。 ほとんどの人は一時的な不眠症を経験している。しかし、不眠症では眠りにつきにく…

睡眠不足は空腹につながる

睡眠不足は万病の元 **** credit: 枕、ichida-kyoto.com 疲労が溜まっていたり、睡眠不足だと、次の日、より多くのカロリーを摂取することになる。多くの研究結果から、想定外に多くのカロリーが余分に摂取されることが分かってきた。 睡眠時間の減少と…

孤独は老人を死に至らせ、友人は人生を楽しくさせてくれる。

老人には友人が不可欠である **** 介護施設や老人ホームに入所することを老人は嫌うが、孤独でいるとうつ病にかかったり、認知症になり、早く死ぬことになる。施設に入所することにより友人ができ安心して余生を送ることが出来る。 引退や配偶者の死別に…

血糖値スパイクの原因と対策

血圧と同様に血糖値も毎日自分で測定する必要がある。 **** 血糖値は正常でも、血管が傷つき、突然死や癌、認知症まで発症してしまう「血糖値の異常」が日本人に蔓延しているとの番組がNHKで放送されました(2016年10月8日「“血糖値スパイク”が危ない…

人体におけるアルコールの代謝

慢性的なアルコール摂取は耐性を強め、禁断症状を引き起こす。 **** アルコールの代謝 酒に含まれているアルコールは体内で鎮痛睡眠薬として作用します。女性は男性と比較してアルコールを代謝する酵素(胃アルコール脱水素酵)のレベルが低く、アルコー…

アルコール摂取量と心臓冠動脈疾患の関係

健康に良いアルコール摂取量は非常に少量である。 **** 適度な飲酒は心臓冠動脈疾患を減らすので健康に良いとの疫学的研究もなされていますが、この恩恵を受けれるアルコール摂取量は非常に少量です(一日1杯未満)。 credit: draft beer MAGNET Magazi…

二日酔い ― 合併症、予防、治療

二日酔いは仕事に重大な影響を与える。 **** 二日酔いになると、頭痛がしたり、気力が出なかったりして、一日が無駄になってしまいます。二日酔いの状態で仕事をすると、ミスが多くなったり、怪我をしやすくなります。翌日仕事がある場合は、飲酒をしな…

二日酔い ― 症状、原因、発症・悪化要因

酒は人を幸せにも、不幸にもする。 **** 酒を飲むと気分が良くなり、つい飲み過ぎてしまいます。次の日は二日酔いで、気分が悪く何もする気になれません。一日を無駄に過ごしてしまいます。そのため、愛飲家の人々は、二日酔いで仕事に支障が出ないよう…

東洋医学、現代医学、統合医学

科学的根拠がなければ現代医学ではない! **** 現代の医学には現在主流の西洋医学、西洋医学以外の相補的医療、それにそれらを組み合わせた統合医学があります。 東洋医学である漢方薬や鍼灸指圧などの手技はヨガなど共に相補的医療に含まれます。 日本…

メタボと痛風との関係

正しいライフスタイルを実践しないと、死ぬほどの激痛に襲われるかもしれない! **** 知り合いの家族に3人の兄弟がいます。3人とも親譲りで酒がめっぽう強く、いくら飲んでは顔色は変わりません。その内2人は40代になると痛風に苦しむようになりました。…

お薬手帳

お薬手帳は被災民も国の財政も救う **** クリニックで診察を受け、薬を処方されると、患者は調剤薬局で薬を受け取ります。薬局で健康保険証の提示とお薬手帳を求められます。 調剤薬局ではお薬手帳に処方医、処方薬、調剤薬局のデータを記したシールを貼…

筋膜リリース

体の痛みからの解放 **** 筋膜リリースは柔組織と筋膜の緊張や硬化を解き放すための身体及び手による効果的な治療法です。 イメージ出典:Massage Center 筋膜は胎生結合組織であり、基質と呼ばれる粘性液体で覆われているエラスチンとコラーゲンで出来…

プリンスの死とオピオイド

鎮痛剤の安易な使用は死に至る **** アメリカの歌手プリンス・ロジャース・ネルソンが5月4日亡くなりました。 ニューヨーク・タイムズにプリンスの死亡記事が出ていました。 プリンスの清潔なライフスタイルは広く知られていました。 彼は完全菜食主義…

電子タバコの功罪

本物はもちろん、代用品も害がありそうだ *** JR東海の20代の男性車掌が今月2日、走行中の東海道新幹線の運転室内で電子たばこを吸っていたことが同社への取材でわかった。同社は乗務中の喫煙を禁止しており、「処分も含めて厳正に対処する」として…

肥満と癌の関係

減量しただけでは肥満の悪影響から逃れられないかも知れない **** 「Journal of the Nation Cancer Institute」に肥満と癌の関連についての記事が出ていました。概要を紹介します。 ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究チームは肥満と癌の関係を研…

極端な減量は代謝を低下させる -- 減量はなぜ難しいか 

減量を妨げているのは誰か? **** 生活習慣病の主たる原因は肥満から来ています。 肥満の原因として様々な要因がありますが特に運動不足、食事、ライフスタイルが大きく関係しています。 肥満であると糖尿病、高血圧、心臓病、癌の疾病罹患リスクが高く…

メラトニン

どうしても眠れないときは? **** 睡眠をコントロールするホルモンがメラトニンです。 メラトニンは体内でどのように機能するか 睡眠のメカニズムは複雑です。メラトニンは体に睡眠を命じるものではなく、体に夜になったと伝えるものです。 メラトニンは…

ビスフェノールA

危険な物は食品添加物だけではなかった **** 日頃使っている物が健康被害をもたらしています。 安くて便利な物には、危険がひそんでいます。 コンビニ弁当の容器、カップ麺の容器、電子レンジ用ラップ、缶詰内側の樹脂は熱で溶け出し、危険な内分泌かく…

摂取してはいけない添加物

摂取している飲食物に健康を害する添加物が含まれているかもしれない **** アメリカの健康問題に詳しいJoseph Mercola医師は彼の著書「大豆油:加工食品に含まれている添加物の中で最も有害な物の1つ”Soybean Oil: One of the Most Harmful Ingredients…

人工甘味料と天然甘味料

甘味料を使った食品や飲料の摂取は控えめに、2型糖尿病になるかも? **** 食べ物や飲み物は加工したものは極力控えた方が良いようです。 加工食品や清涼飲料水には異性化糖とよばれる天然甘味料が使われています。異性化糖は肥満、高血圧症や2型糖尿病…

脳卒中由来の失語症

脳卒中の後遺症で声が出なくなったら **** 厚生労働省発表による2016年の脳卒中患者数は118万人で、そのうち失語症で言葉を失っている人は30%だと言われています。いつ家族や自分が言葉を失うかわからないのです。 写真出典:SpringerLink 脳梗塞、また…

交感神経と副交感神経

人間が意識しなくとも各器官は正確に働きます。この各器官を働かしているのが自律神経です。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。 交感神経は、運動に必要な機能を働かせ、副交感神経は、腸管の消化・吸収などを働かせます。 写真出典:Kenny Doan …

臭い匂いの科学

エチケットのための行為が健康を損ねる原因になるかもしれない **** 我々は体臭を消すために、制汗剤や消臭剤をたっぷり使います。 これらの製品を腋の下に噴きかけることにより、腋の下の繊細な生態系が変化しないでしょうか? 最新の研究によれば、こ…

職場は細菌培養用シャーレだ

見知らぬ微生物との共存 **** 我々人間は微生物と共存しています。 人間の体内には腸内フローラが形成され、善玉菌、悪玉菌、それに日和見菌が住んでいます。善玉菌は体に良いことをするビフィズス菌、乳酸菌などで、悪玉菌は体に悪いことをするウェルシ…

老眼はアーモンドで治るか?

食品終末糖化産物 **** 先日テレビで老眼の原因は目の水晶体に蓄積されたAGEと言う物質であり、アーモンドまたはビスタチオを摂取すると、この物質が除去され老眼が改善すると紹介されていました。 AGEとはAdvanced Glycation End Productsすなわち終末…

酒の功罪

酒は薬か毒か **** 酒の歴史は古く、有史以前から作られていました。酒を飲むとアルコールが脳に影響し、酩酊状態になります。酒は食欲増進や、ストレス解消の効果があります、交感神経の働きが緩み、副交感神経が活動するからです。そのため古来より酒…

善玉菌と悪玉菌

腸内細菌が癌のリスクを低減する **** 人間の腸内に存在している細菌は人間と共存する菌種があります。人間が食べた物に含まれる栄養分を発酵することにより増殖し、様々な代謝物を作り出します。腸内細菌は、食物繊維を短鎖脂肪酸に変換して人間にエネ…

成分無調整牛乳と低脂肪牛乳

正しいとされていた事が、正しい事でないかもしれない。 **** 報道によるとブライトン・ウーマンズ・ホスピタルとボストンのハーバードメディカル・スクール(Brigham and Women’s Hospital and Harvard Medical School in Boston)の研究において成分無…